ある図書館の片隅に-司書のつぶやき

某所図書館のカウンター&書庫で地下活動中の管理人のブログ。

市立の図書館と学校図書館の連携(児童サービス論)

寒い!

コートが手放せない時期がやってきました。

来週には寒気がやってくるそうで…冬本番な状況です。

 

さて、就職の状況が見こせないなかでの公務員試験の勉強は、職種に限らず不安なことと思います。いまが12月ですから、地方上級まであと半年といったところでしょうか。

 

特に図書館は採用枠がかなり少ないです。若干名に何とか滑り込まないといけません。その一助となるよう、このブログを引き続き運営していきます。

 

 

さて、今日の問題はこちら。近大司書課程・児童サービス論の類題です!

 

公共図書館が学校と協力して行うサービスにはどのようなものが考えられるか説明せよ。

図書館法の第3条には、「学校図書館と緊密に連絡し、協力し、図書館資料の相互貸借を行う」、「学校等と緊密に連携する」ことが図書館奉仕として明記されている。具体的な活動としては、(1)児童・生徒・教員の調べ学習の援助、(2)資料の団体貸出、(3) 図書館訪問・学校訪問を行うことがある。学校に資料を貸し出して提供し、また地域の学校に図書館員が訪問し、あるいは学校(児童・生徒)の訪問を受け入れてサービスを提供することで、公共図書館を知ってもらうきっかけになる。また、これらにより教員とも連携をとることができる。図書館サービスと教育課程とを連携させることで、地域の学校教育の充実を図ることができることも、効果のひとつとして考えられる。