ある図書館の片隅に-司書のつぶやき

某所図書館のカウンター&書庫で地下活動中の管理人のブログ。

私的・図書館関連のホットな話題

仕事をしていると自然と耳に入ってくるさまざまな情報を、少しでもお届けできれば。

インターネット時代、流れ去っていく情報をとどめておくためにも。

 

著作権法改正

令和3年通常国会 著作権法改正について | 文化庁

図書館関係者の中でざわついたのは、これでしょう。現場として、今後の動向を注視したいところ。(現時点では未施行ということにも注意かな)

 

新型コロナウイルス関連の情報(日本図書館協会

新型コロナウィルス感染症への図書館の対応事例

なかでも、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」は注目。例年図書館協会への会費を払ってはいるものの、請求が届くと「今年はどうしようか」と思う(そしてちょっと悩む)私ですが、業界人で薄く広く支える団体だからこそ、意見集約に一役買っているんだな~~とおもいました。

 

○国立大学図書館協会ビジョン

国立大学図書館協会ビジョン2025 | 国立大学図書館協会

ビジョン2020の後継。ビジョン2020を受け継ぎつつ、今後どう活動していくかの指針ですが、ビジョンを業務に落とし込んでいくのは現場の頑張りなので、都度振り返りながらやっていきたいもの。

 

○CiNii Research サービス開始

CiNii Research

 

CiNii - お知らせ - CiNii Researchの本公開について - サポート - 学術コンテンツサービス - 国立情報学研究所

 CiNii Articlesと比べ、研究データや研究プロジェクト情報も含めた、横断的な検索ができるとのこと。まだあまり使ったことはないですが、気になっています。

 

電子図書館

コロナ禍で急増の電子図書館 究極のサブスクになり得るか?|NHK

サブスクという表現はちょっといただけない気もしますが(w)

コロナで電子化が進み、その波は図書館へも。

学校や大学みたいな、ある組織内に閉じたサービス範囲とは違って、すべての住民を対象にしうる公共図書館では、導入に至るまでに多くの壁があるのかもと想像する。

 

 

○公務員非正規職員の実態

非正規公務員 年収200万円未満 約半数 現場で働く人などが調査 | 働き方改革 | NHKニュース

取り上げられている情報源はこちらと思われます⇒公務非正規女性全国ネットワーク(通称:はむねっと)

特に図書館業界では、非常勤職員の割合が高い。その上に、それが年々増えつつあるという状況です。言い換えれば、退職・配置換えなどで常勤職員の数が減っても、それを補わない状況にあるということです。記事では現場の悲痛な声が聞こえてきます。業務の専門性が真に認められ、待遇に反映されるようになることを、切に願います。

 

また思い出したら、続きを書こうかなあと思います。今日はこのあたりで。