ある図書館の片隅に-司書のつぶやき

某所図書館のカウンター&書庫で地下活動中の管理人のブログ。

緊急事態宣言と図書館

世間はCOVID19にて大騒ぎです。

私の勤務館でも例外なく、日々ニュースを仕入れて対応を検討する毎日です。

 

特に、緊急事態宣言が出ていた4月〜5月は、不安でした。

ある自治体は図書館を休館にし、ある自治体は閲覧室だけを閉鎖し。

各館の対応にはばらつきがありましたが、誰も経験したことがない状況の中、手探りだったのだろうと思います。

 

しかし、このコロナ禍は、今後の図書館サービスを見直す機会になりました。例えば、下記のような事です。

・資料の消毒は必要かどうか?

・消毒はアルコール設置だけで足りるのか?

・来館者の記録は取るべきかとらざるべきか?

事あるごとに図書館の自由に立ち返り、改めて学び続けることの大切さも思いました。

 

 

…色々と考えて、実践してきた経験が蓄積してきているいま、第三波が迫ってきています。

利用者のために最大限何ができるのか、日々思案する今日この頃です。